泳ぐ宝石

どうもRhincodon progeneticaです。

今回はノソブランキウス・ラコビーの話をしようと思います。
ノソブランキウス属はアフリカ原産の、雨季・乾季の環境に合わせた特殊な繁殖形態をとることで知られるメダカの仲間です。

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オスは派手な見た目をしていますが、メスは比較的地味な見た目をしています。

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それではまず特徴の説明です。

ラコビーはモザンビーク原産の卵生メダカの仲間で、ノソブランキウスの中でも最もポピュラーな種類です。また、特に美しい見た目をしており、「泳ぐ宝石」と表現しても過言ではありません。

頭部のオレンジと体側のブルーが特徴的で、画像より色が出る個体もいます。

尾ビレが赤いタイプのロケーションも含め、多くのバリエーションを持つのも本種の魅力のひとつです。

飼育はノソブランキウスの中でもやや難しく、水に慣れてしまえばあまり水質にはうるさくない魚ですが、導入時には注意が必要です。

ラコビーは色彩変化やアルビノ個体も作出されています。

自然下では1年で成熟し寿命を迎えてしまう種類ですが、飼育下では1年以上飼育することができます。

次は飼育要件と飼育の際のポイントです。

最大体長は6cm前後でミナミメダカの最大体長より1~2cmほど大きいです。

適温は20~28℃と一般的な熱帯魚より少し低くても問題ありません。

水質は弱酸性~弱アルカリ性と幅広く対応していますが、急な水質変化には注意が必要です。

餌は人工飼料でも生餌でもOKです。

自分のオススメはこちら

水温が高いと成長も早く、1年で成熟、寿命を迎えてしまうので、長く楽しみたい方は水温を23℃程度にすることで長く飼育を楽しむことができます。

ろ過は十分でないとコショウ病を発症してしまう可能性が高いので、適度な換水を行ってください。

筆者はエーハイム2213を使用し、週に2/1程度換水することで状態を維持できていました。

水質変化に弱いので週に2回、4/1程度ずつ換水するのがオススメです。

ろ過以外にもコショウ病の対策として、塩を入れておくと浸透圧調整の負担を和らげ、魚が持つ本来の抵抗力が発揮できます。
約0.3~0.5%くらいが良いと思います。1Lあたり3~5g程度です。

なお、塩を入れる場合は水草を使用できなくなってしまうのでご注意ください。

ノソブランキウスは同種間では争い、オスがメスを追いかけまわす性質が強いので、十分な隠れ家が必要です。

なので、塩を入れる際は人工の水草をご使用ください。

個人的に使ってみてよかったのはこちらのシリーズです。

サイズが同じ程度の別種であれば混泳は可能ですが、繁殖させる場合はペアで飼育するのが望ましいです。

それでは繁殖に関してです。

ノソブランキウスの産卵形態は非常に変わっており、卵を一度休眠させる必要があります。

十分に成熟したペアはピートモスを4~5cm程度入れたグラス容器を水槽内に入れておくと、定期的に産卵します。

産み付けられた卵はピートモスが付いた状態で採卵し、かるく絞ってください。

その後、新聞紙などでくるんでビニール袋に入れてください。

25℃程度の気温の場所で90~120日ほど休眠させてください。

卵に稚魚の目が見えたら、瓶などの容器にピートモスごと卵を入れ、激しく振ります。

その後、ピートモスと卵をプラケ―スなどに出すと1~2日程度で稚魚が孵化します。

稚魚にはブラインシュリンプなどの餌を与えてください。

繁殖させる際はこちらのセットがオススメです。

稚魚用のエサは以下がオススメです。

そもそもなぜこのような産卵形態をとっているか?

それは原産地の環境が影響しています。

ラコビーの原産地であるモザンビークは、アフリカ南部に位置する国で、気温が安定しており、平均気温が15~25℃程度です。

気温は安定していますが雨期と乾季が存在しており、乾季である4月中旬~10月中旬は雨がほとんど降らなくなり、6月~8月にかけては湿度が一ケタになる日もあるそうです。

気温を維持した状態で水から出す必要性が有るのはこれが要因です。
原産地では、乾季には水が干上がってしまうため、親は死んでしまいます。
しかし、それでも種が生き延びるために編み出された特殊能力 と言えるでしょう。
一度完全に乾燥した後に、再度濡れることで孵化のトリガーとなるため、水の中に置いたままだとうまく孵化しません。なので、一度乾燥させる必要があります。

あらゆる生物において生息環境によって繁殖形態が異なります。
興味深い生体を持つ種が好きになったら、ぜひ調べてみましょう。

ちなみに、ノソブランキウスの卵の休眠期間は種類によって異なります。

現在取り扱っている種類は最下部にまとめてあります。

それではオススメの飼育用品の紹介です。

まずは水槽です。

基本的に1ペアでの飼育がオススメなのでサイズはさほど大きくなくて大丈夫です。

繁殖のことを考慮しても、30~45cmあれば問題ありません。

せっかく美しい見た目をしているのでスーパークリアガラス水槽での飼育も良いでしょう。

もっとおしゃれにしたい方は以下がオススメです。

ヒーターやクーラーに関しては状況に応じて使用してください。

水温は25℃前後が理想的なので冬場は必ずヒーターをご使用ください。

夏場は冷房とファンを用いて水温を維持できるのがベストです。

室温をそこまで下げられないという方は以下のクーラーご使用ください。

こちらであればヒーター機能もついているので季節ごとに別々の物を用意する必要性がないので個人的にはすごく楽だと思います。

稼働させるためには水流が必要なのでろ過もかねて外部式フィルターに接続するのがオススメです。

そうすることで、水槽内がスッキリするので、レイアウトが組みやすくなります!

筆者のオススメは安定の2213です。

照明は美しい姿をはっきりと見るために、ある程度光量がある物をオススメします。

塩を入れ、人工水草でレイアウトを行う方は以下のフラットLEDがオススメです。

十分なろ過能力のあるフィルターを用いて、水草でレイアウトを行う際は以下のLEDがオススメです。

どちらともアクロシリーズのLEDですので、上記で紹介したスーパークリア水槽にぴったりです。

その他、低床や石などは特筆事項がないので、お好きなものをご使用ください。

最下部にオススメものをまとめておきます。

最後に、繁殖をお考えの方向けの注意点を簡潔にまとめます。

まずはレイアウトに関してです。

ピートモスを入れた容器を沈める必要があるので、先に紹介したセットを用いた場合でも、10×10cm程度は空間が必要です。

なので、レイアウトを行う際は見た目と管理の際の実用性を兼ねると、凹型構図がオススメです。

筆者が繁殖に挑戦した際は、三角構図より、両側を水草で囲むことができる凹型構図の方が繁殖行動をしてくれました。

次は卵の保管場所です。

水槽台の下や、押し入れの中など、様々な場所に置きましたが、一番よかったのはキッチン下の フライパンなど入れる空間です。

そこが一番安定しました。

これに関しては家の造りに関係しているものがあるので「ここが良い!」と言い切れませんが、保管場所に悩んだ際は検討してみてください。

必要な用品や注意事項は以上になります。

難しそうと思われる方がいるかもしれませんが、ちょっと変わった生態をしているだけで、難しくはないのでご安心ください。

最後に、今回紹介できなかったノソブランキウスやオススメの用品などをまとめておきますので、是非ご覧ください。

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Rhincodon progenetica

メダカをメインで飼育し、小型魚や大型魚、甲殻類も飼育しています。

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