ども、ぱっくんちょです。
スノーフレーク・パファー
ミャンマー、インド原産の淡水フグとして輸入された種です。
最大でも20cm程度ではないかと言われている本種、1~2年に一度数個体のみしか輸入が見られない希少なフグとして有名で、一部ファンの中ではかなり人気の高い種になっています。その名の通り細かな白いスポット模様がはいる美種で、淡水フグファンのみならずとも飼育欲を掻き立てられることは間違いないのではないでしょうか!
ちなみに今回輸入された個体…他店様ではミャンマーやビルマで販売されているようですが…
ボソッ(…インドらしいですよ。)
とまぁ、そんなことはさておき。
2008年に初輸入され、淡水フグには少ない“白いスポット”の美しいフグとして話題になった本種…
実際どんなフグ?となりますと、調べれば調べるほど“不明種”としか言えない感じになってきます。
輸入当初のインボイスはブロンズ・パファーの学名であるChonerhinus modestusのインボイスで輸入されたようですが、全くの別種…国内でスノーフレーク・パファーやギャラクシースター・パファーとして紹介され、流通したという経緯を持ちます。
ただ、ここで疑問なのが本当に“淡水フグ”なのか?
ミドリフグを初め、汽水や海水に生息するフグの中には淡水~海水を行き来する種も少なくなく、場合によってはその生涯のほとんどを淡水で生息する個体群もいるほど適応力を持っているものがいます。
このスノーフレーク・パファーとして輸入される種も、似た種類を探すとTetraodon属にはなく、Takifugu属やChelonodon属に良く似た種が該当し、このどちらかの属に分類されるのではないかと思われます。
Takifugu属では良く磯で見かけるクサフグ、Chelonodon属ではミルクスポット・パファーやオキナワフグの和・英名を持つ種がおり、基本的には汽水~海水に生息する種が多くを占めます。
Takifugu poecilonotusは外見も良く似ており、生息域もある程度該当するようなので淡水域で採集された個体がスノーフレーク・パファーとして輸入されているのかな?などとも考えられますが、スノーフレーク・パファーは背ビレの基底部が黒くなっているのに対しT.poecilonotusはそれが見受けられないのでやはり別種かな~…と。
今後も色々と調べてみて詳細が分かり次第更新しようかと思います。
珍フグといえば、アフリカからこちらも…
テトラオドン・ショウテデニー
テトラオドン・ムブをも超える高級淡水フグです。
その最大サイズはもちろんムブをも超え…ません。
むしろ最大でも10cm程度と非常に可愛らしい小型種ですよ!
輸入もほとんど無い希少種で、サイズも小さく飼い易い!
高くてもファンの心はガッチリ掴んで離さない良種です。
ストックしている感じですと、エビよりアカムシより小魚より巻貝の方を断然好ようですのでこちらもご一緒にどうぞ!歯が伸びたい放題になっても困りますしね…
エサ用 貝各種
さてさて、本日はちょこっと高額な珍フグをご紹介しましたが、ちょうど良く本店・楽天ではポイント5倍セールを開催中です。楽天店では更にポイントがスーパーセールをも凌駕する最大77倍の楽天優勝セールを開催しているようですのでこの機会にポチッちゃいましょう!!
それでは…
ぱっくんちょ
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