その石を置く前に・・・

こんばんは、アントニオ傘野です。
風山石.jpg
形状お任せ 風山石 サイズミックス(約5~25cm) 15kg
石組みレイアウトの主力アイテム、風山石ですが
配置の仕方ひとつで
雰囲気が全く違ったものになってきます。
石にも1つ1つに特徴があり
それぞれに違ったポテンシャルを秘めている可能性も・・・
本日は、風山石でこんなことも出来る!という
テクニックを幾つかご紹介させて頂きます。
その1、割る
我々も割っています。
割る→貼る、の2工程を経て出来上がったのがコチラ・・・
石垣ハニカム.jpg
石垣ハニカム・デコ ミニ HONEYCOMB(ハニカム)
結構、破片が飛ぶので注意が必要ですが
大きめのハンマーでぶったたくと意外に割れます。
危険ですのでオススメはしかねるのですが
「どーしても、ココにこういう形の石が欲しーのっ!」
という方は最終手段としてみては・・・
その2、付ける
ホームセンターなどに行くと
2液性のエポキシ樹脂系の接着剤が販売しているかと思います。
結構、ガッチガチに固まりますので、組み方によっては
重力を無視したかのようなレイアウトも可能になってきます。
アーチ型を形成したりも容易なのではないでしょうか?
その3、吊る
テグスで巻いてフックか何かで吊れば
石が浮いているかのような効果が得られます。
銀鱗.jpg
銀鱗 1.5号(標準直径0.205mm)10m
先述のエポキシ樹脂でキスゴムなどを死角に取り付ければ
こちらも浮いているような効果が。
各地で開催されるレイアウトコンテスト。
その受賞作を見て驚かされるのが
見た目の美しさはもちろんなのですが
練りこまれた構図や
素材1つ1つの特性を生かしきったレイアウトにあります。
そういったものが
人々を感動させるのだと思います。
その石をレイアウトする前に
「・・・どしたら面白い?」
と一考するのもまた
アクアの醍醐味の1つなのではないでしょうか?
本日はこのへんで、それでは!

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アントニオ傘野

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