こんばんは、アントニオ傘野です。
ヒメタニシ(10匹)
卵胎生(らんたいせい)という言葉をご存知でしょうか?
生物の繁殖方法を表す言葉で
母体の中で卵からかえってから産み落とされる形態を指します。
このヒメタニシも卵胎生の生物でして
「あ、動いた・・・」
なんて母親が喜んでいると
お腹から稚貝がポロポロっと転がり出てくる
そんな繁殖形態をしています。
自然環境下ですと
初夏を過ぎた頃から一斉に産み始めるようです。
対してオスは、右側の触覚に特徴がありまして
クルリンとカーブして生殖器の役割も果たしています。
意外と容易に見分けが付くので
飼育されている方はご確認あれ。
ご要望の多かった、ヒメタニシ ペア売りも
近日中に販売される予定です。お楽しみに!
卵胎生の魚と言えば、こんなのも有名です。
ミックスプラティ(4匹)
グッピーやプラティーの仲間は一様に卵胎生。
なので、お腹の膨らんだ母プラティーから
チビプラティーがプリっと出てくるわけです。
ただ、どうしたわけか
プリっ・・・トフっ!
みたいに、そのままチビちゃん達を頂いちゃう・・・
なんて事もございませので
繁殖を目指される方は隠れ家を多く用意したり
こんなものを用意して対策を講じなければなりません。
外掛式産卵飼育ボックス サテライト
稚魚が生まれる瞬間も感動的ですが
ヒメタニシのベイビー達も相当、かわいいです。
ぜひぜひ、ブリードにチャレンジしてみてください。
それでは!
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アントニオ傘野
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