こんばんは、アントニオ傘野です。
植物の発芽や育成などは、温度、日照時間といった諸条件の累積により
かなりシステマティックにプログラミングされています。
条件がクリアされると成長のスイッチが入り、
いわゆる水草の“本気”を観察することができます。
光量や温度の調節を行い、農作物などの生産をコントロールする技術を
長日処理、短日処理などと言ったりしますが
水草の管理におきましても、最良の状態を維持すべく色々と工夫を重ねています。
しかしながら、冬季はやはり水草の育成も鈍化いたします。
夏場のマツモなどは
「だ~るまさんがぁこ~ろんだっ!」
くらいの勢いで伸長していきますが・・・ちょっとオーバーですかね。
でも、1日1cmくらい伸びているんではなかろうか?
程度の勢いはあります。
初夏のロタラなども・・・
グイグイいきますね。
・・・・・・
冒頭に掲載されているモスsp.ペルー産なども非常に育成が早いです。
モスは全般的にゆっくり成長するイメージがありますが
半月前に巻きなおししたものが4~5cmになっているのを見て
驚いた記憶があります。
少し華奢ですが、素直に上方へ伸長していってくれるので
水換え後の水泡を抱えた姿などは
中~後景でも充分、存在感を発揮してくれるものと思われます。
厳しい寒波が続きますが、うららかな春の陽気を待ち望みつつ・・・
本日はこの辺で、それでは!
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アントニオ傘野
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