どうもRhincodon progeneticaです。
年末最後の投稿になります。
来年もブログに力を入れていきますので、よろしくお願いします。
今回は商品紹介もかねてRed seaの人工海水について話をしたいと思います。
人工海水の定番として選ばれているレッドシーソルトやコーラルプロソルトですが、どの点が優れているのか、話したいと思います。
そもそも人工海水ってなんか違いあるの?と思った方もいると思います。
人工海水は主に3種類あります
・化学系人工海水
・岩塩系人工海水
・天然系人工海水
それぞれにメリットデメリットがあるので下記にまとめます
①化学系人工海水
メリット
・純粋で、不純物が少ない
デメリット
・成分にむらがある
②岩塩系人工海水
メリット
・安価な商品が多い
デメリット
・雨水なので成分が変化している可能性あり
③天然系人工海水
メリット
・海水の成分がそのまま含まれており、成分のばらつきがすくない
デメリット
・海が汚れていた場合、その成分も入っている
簡単にまとめると以上になります。
レッドシーソルトやコーラルプロソルトはこの中の天然系に当てはまります。
レッドシーソルト、コーラルプロソルトは紅海の海水から作られています。
紅海とはインド洋を入口としたアフリカとアジア大陸に挟まれた地球上で最もきれいな海とされている魅力的な海で世界中の熱帯性サンゴ礁の中で最も多様性に富み、最も高いサンゴの生息密度を誇っています。
そのため、レッドシーソルト、コーラルプロソルトは、天然系人工海水のデメリットである採取元の海水の汚れが少なく、世界でもっとも多様性に富んだ紅海の海水を再現できる人工海水といえます。
それではレッドシーソルトの説明に入ります。
レッドシーソルトは、全ての海水魚または低栄養塩システムでのサンゴ飼育に最適です。
特徴は箇条書きでまとめました。
・pHは約8.2-8.5の安定した海水を作れます。
・生物学的にバランスのとれた基礎成分濃度
・全ての微量元素を含有
・最少10Lからでも同じ成分内容
・コケの栄養となる硝酸塩とリン酸塩は含まれていません
以上がレッドシーソルトの特徴です。
次はコーラルプロソルトの説明です。
コーラルプロソルトは、サンゴの成長促進のために各成分が最適な比率と濃度で構成されています。
こちらも特徴を箇条書きでまとめ、詳細を下部で紹介します。
・レッドシーソルトをベースに作られている。
・サンゴの成長を持続、促進するのに必要とされる基礎成分(カルシウム・マグネシウム・炭酸塩)が高いレベルかつ生物学的にバランス良く含まれている。
・特に、LPSとSPSサンゴの飼育やコーラルフラグ(小片サンゴ)の育成に最適
・換水後の基礎成分がサンゴ育成に最適。
それでは詳細を説明します。
サンゴの成長に必要な基礎的な成分である元素はカルシウム・マグネシウム・重炭酸塩の3種類です。
これらの3種類の基礎成分は海水の化学的性質やサンゴにおける多くの生物学的プロセスに大きく影響を与えます。
基礎成分の膨大な貯蔵量を持つ自然環境とは異なり、閉鎖された環境であるリーフアクアリウムではそれら成分の量は限られているため、飼育している生物によって急速に消費されます。
よって、サンゴの成長維持のために、基礎成分の濃度は自然界より高めにしておく必要があります。
サンゴの成長に理想的な比率に沿って製造されているコーラルプロソルトを使用することにより、換水後に基礎成分の濃度を調整する手間が省け、サンゴの飼育を上手に行うことができます。
これが、レッドシーソルトとコーラルプロソルトが選ばれている理由です。
実は当店の生体管理に使用している人工海水は、主に「レッドシーソルト」を採用しています。
もっと詳しく知りたい!って方は下部にリンクを貼り付けておきますので、そちらをご覧ください。
今回は人工海水の話でしたが、charmでは天然海水の販売もしていますので、やっぱり天然海水がいい、と言う方は天然海水もご検討ください。
下部にレッドシーソルトとコーラルプロソルト、天然海水のリンクを貼り付けておきます。海水魚やサンゴ飼育をこれから始めたい方、海水の切り替えを考えている方は世界中でもっとも清浄で、サンゴの多様性に富んだ海を再現できるレッドシーソルト、コーラルプロソルトをぜひご利用してみてください。
ここに載せるとかなりの数になってしまうので載せていませんが、天然海水は複数売りもあります!!
メダカの人
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