珍珠鱗

こんにちは、ぱっくんちょです。
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キャリコピンポンパール、人気です。
結構な数仕入れましたが、もうそんなに残っておりません…
お探しだった方はお早めに!!

キャリコピンポンといえば、ほんの一昔…というか本当にちょっと前まで国内できちんとした流通の見られなかった品種…探していた方、ご自分で作出しようとされていた方がいるような品種です。
ピンポンの真ん丸い体型に、キャリコ柄がのったら可愛いに綺麗だし…良いな~!!
なんて思っていた方もきっと多いハズ。
実際、中国の図鑑などには載っていたりしていたのですが、ナゼか輸入されてこない…
これだけ単独で輸入されメジャーになるまでは、普通のピンポンに混ざってきて国内の愛好家さんが大切に維持されていた頃だってあるんだから…その内輸入されるかな?程度の淡い期待をしていたくらいです。
『ん?キャリコピンポンて前からいたじゃん!!』
と思う方もいらっしゃるかと思いますので…
今日はピンポンパール…“珍珠鱗”ネタに触れていきます。
今まで流通していたキャリコピンポンはそのほとんどが…
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キャリコ“パールスケール”です。
もしくは、褪色過程で黒の残ったキャリコに見えるパールスケール…
なにが違うの?という疑問もあるかと思います。
“ピンポンパール”と“パールスケール”の違いを見比べると分かり易いのですが…
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左がパールスケール、右がピンポンパールです。
中国での品種名に言い換えると…
パールスケール ⇒ 珍珠鱗
ピンポンパール ⇒ 短尾珍珠鱗
一目瞭然ですね。
パールスケールとは、その名の通りパール(真珠)スケール(鱗)…真珠のような鱗をした金魚というわけです。尾は長く琉金のような形質を持ちます。独特な石灰質を含んだ鱗からこう呼ばれます。
ピンポンパールはそこからより丸くコロコロした可愛らしい品種へと改良され、尾も短くなった“短尾”で“丸い”パールスケールなのです。
ピンポンその可愛らしさからデビュー当時から現在まで高い人気がありますが、そういった背景の裏に個体差で丸みの若干弱い個体が流通されるだけでなく“短尾”でない通常のパールスケールがピンポンパールの名称で販売されているケースが多々あります。
焦点が少しずれましたが、キャリコピンポンパールとは本来…
三色…ないし、“五花短尾珍珠鱗”に該当するので…キャリコ柄の短尾なパールスケール。
と、なるワケです。
現在販売中の個体も、若干丸みの弱い個体はおりますが短尾でコロコロと可愛らしい仔ばかり!!
オススメです。鱗もしっかり珍珠鱗ですよ!!
ピンポンパールも本日入荷しておりますので、トリートメントが終わり次第のリリースとなります。
それでは!!

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