最初に育てる水草は?

こんにちは、Cornです。
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今日は水草を使ったアクアリウムに初挑戦したい!という方にオススメしたい水草を紹介したいと思います。
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縁日の金魚すくいでとった金魚などを飼育するためにアナカリスカボンバといった金魚藻を育てたことがある、という方は多いかと思いますが、今回紹介する、熱帯魚やエビの飼育に使いたい水草はこちら
first3.jpgミクロソリウム・プテロプスです。
のっぺりとした葉形をしていますが実はシダの仲間です。
ミクロソリウムというのは学名の属名で、その和名は「ヌカボシクリハラン」・・・学名よりややこしいですね。。。
ミクロソリウム・プテロプスはその代表種で、一口に「ミクロソリウム」と言えば本種を指すようです。
私Cornがアクアリウムに手を染めたのはレッドビーシュリンプを飼ってみたいと思ったのがきっかけで、その時使った水草が、このブログで度々登場しているウィローモスと、このミクロソリウム・プテロプスでした。
それ以前から金魚藻は育てたりしていましたが、それまでその存在を知らなかった(そして一般にあまり知られていないであろう)水草を育てることで、急激に「アクアリストになったぞ!」という実感が湧いたものでした。
ビギナーの方にオススメな理由は、光が弱くてもOKでCO2添加が不要なところです。
また、水草レイアウトをする上で水中の間を埋めるのがとても難しいところですが、ミクロソリウムは幅・奥行・高さ全てのボリュームがあるので、たちまち“水草水槽”になってくれます。
流木や石にも活着するので利用価値がとても高いのです!
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生長はゆっくりめですが、その代わり繁殖力がとても旺盛で、ソイルに植えておけば気付いたら殖えてます。
殖え方の特徴として、スタンダードに根から新しい芽が生えるのと、葉から新たに子株が生えてくるという殖え方もします。
後者の増え方は、まず葉の裏側に「胞子のう」とよばれる茶色い粒が並んででき、そこから子株が形成されていくのです。
まさにシダ植物の神秘ですね!
次々に子株が生えてくるのがとても面白いですよ!
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お恥ずかしながら、私はこれまでに色々な水草を育てては失敗してきている万年初心者なのですが、8年くらい経過した今でも当初のミクロソリウム・プテロプスの子孫は生き残っています。
丈夫で育てやすい、簡単に殖やせる、存在感がある、と、魅力たっぷりな水草なのです!
水草の醍醐味を存分に味わえるミクロソリウム。これからアクアリウムを始めるという方は是非トライしてみてください!

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