お次はキメアライボイモリ!

ということで下駄です。
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キメアライボイモリ
暗黒な黒一色の体に、指先と尾の下面だけ赤やオレンジ色に染まるカッコイイ種類です。
イボイモリの名前は肋骨が突き出てイボの様に見えることからその名が付けられたようです。
ちなみに日本にもイボイモリという種類が沖縄の奄美大島、請島、沖縄島、瀬底島、渡嘉敷島、徳之島に固有に生息します。しかしながら開発によって棲みかである森林が減少したことや外来種の捕食などもあり、1978年で沖縄で、2003年には鹿児島県で天然記念物に指定されたようです。
シーラカンスは言いすぎですが、コブイモリも昔から容姿をほとんど変えることなく生息した生き物です。
キメアライボイモリもそれに近く、ほとんど姿を変えずにいます。
外敵から見つかりにくいように地味な色をしていると思いますが、そのワンポイントな赤色には自然で生きるための何かがあるのでしょうかね…
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本種も流通量はさほど多くなく毎年これくらいの時期になるとちょろっと流通がある程度のようです。
イボイモリは他にも、ミナミ、アメイロ、アカミミなどの入荷が過去にもありましたが、この手のイモリは繁殖期以外は水にはあまり入らないようなのでミズゴケなどを使用したテラリウムでの飼育がオススメです。
本日は少し長くなりましたがこんな所で…
来店したお客様からイモリ、カエルだけではなく爬虫類もちゃんと紹介しろよ~
とのお声を頂きましたので、邑楽店のリアルな生体を少しずつではありますがご紹介してきます。
それでは本日もこの辺で失礼致します。
ではまたです!!

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下駄

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